わたしが勉強がてら読んでいる『ソッカの美術解剖学ノート』。
そのなかに「観相学」という言葉が登場します。
顔全体を覆っているのは表情筋といわれる筋肉です。
トレーニングすることで腹筋を鍛えられるのと同じで、
自分がよくする表情に使う表情筋だって発達するはず。
どの筋肉が発達してどの筋肉が発達していないか、という観察から
その人の心、つまり素質や性格を分析するのが観相学だというわけです。
日常で人に会った時に感じる第一印象や、見た目での判断というのも
考えてみれば観相学に通ずるところがあり、
あながち的外れではないのかもしれません。
見せたい自分というのは、結局のところなりたい自分ですから、
まずは普段の心を磨いて表情筋も筋トレ!
意識せずともできるところまで、たどり着きたいものです。
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